精神科・心療内科・内科・神経科 医療法人心救会 小山富士見台病院
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小山富士見台病院
理事長:鶴見信之
院長:加藤 敏
科目:精神科・心療内科
    内科・神経科
栃木県下野市柴1123
TEL:0285-44-0200

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院長挨拶院長挨拶


 加藤 敏   自治医科大学名誉教授

2015年4月1日に就任しました。自治医科大学精神医学講座主任教授・科長として長く臨床、教育、研究に携わってきました。そこで学んだものを生かして、 小山富士見台病院で外来、および入院患者さんの治療にあたる所存です。あわせて地域医療全般に貢献したいと思います。
小山富士見台病院は自治医科大学附属病院から車で5分余りのごく近隣にあります。

その関係で、これまで自治医科大学精神科、および自治医科大学病院との緊密な連携のもとに、小山富士見台病院での治療が進められてきました。
患者さんに身体的な問題がある場合、必要に応じて迅速に自治医科大学病院のみならず、 小金井中央病院、新小山市民病院、石橋総合病院などの連携病院に紹介し、高度な検査、医療をしてもらっております。

常勤医は自治医科大学精神医学講座で学んだものが数多くおります。また、自治医科大学精神科より非常勤の医師が多数来ております。

当院は精神保健福祉士、作業療法士が多数おり、熟練の看護師とともにディケア、作業療法、訪問看護(アウトリーチ)などを積極的に行っております。 リハビリテーションを含め、多面的な視点から治療を展開していきます。

私は『職場結合性うつ病』の概念を提唱しており、仕事により心身疲弊した患者さんの治療にも力を注いでいきたいと思います (加藤 敏著『職場結合性うつ病』(金原出版、2013)。
栃木県には小山市、真岡市、宇都宮市等に日本を代表する企業が多数あります。 そうした職場との連携をさらに推進し、企業のメンタルヘルスにも貢献していきたいと思います。

超高齢社会に入り、高齢になってはじめて不眠症、うつ病、不安障碍になる患者さんが増えています。 初老期以後に発症したうつ病の患者さんのなかには、認知症を思わせる症状を呈する患者さんも少なくありません。
認知症の患者さんの治療だけでなく、老年期の精神不調全般に対し、微細な病態理解をして治療にあたる所存です。



<病院の基本理念>

1 患者さんの個別性、主体性の尊重

それぞれの人の顔立ちや性格が違うように、精神科領域の疾患は患者さんそれぞれの個別性をもちます。 例えば、同じ薬でも個人個人で効果の仕方に違いがあります。 治療は原則、患者さんの主体的な選択、参加によって進められます。
患者さんの個別性と主体性を尊重して治療にあたるよう努めます。

2 患者さんから学ぶ姿勢

精神医学のさまざまな術語は、患者さんが医師に自分の苦悩を語ることによって初めて記述されたものが多いことは特筆すべきことだと思います。 突然、強い不安におそわれるパニック発作や、不潔恐怖により何度も手を洗わずにはおれない洗浄強迫などがその例です。
病態理解についても患者さんから学ぶもの多くあります。患者さんから学んだことを通してはじめて、適切な治療ができると考えます。

3 自己回復力(レジリアンス)の重視

すべての人には、発病の誘因となる出来事,環境,ひいては病気そのものに抗し,跳ね返し,克服する自己復元力, あるいは自己回復力が備わっています。
自己回復力(レジリアンス)は、現在の困った出来事を跳ね返し、人を将来に向けて前向きに押し出してくれる動きを内にもった概念で, 脆弱性,またもともと「外力の歪み」を意味した「ストレス」といった静的な色彩の強い概念とは対照的です。

薬物療法、精神療法、リハビリテーションは、すべて患者に備わる自己回復力、すなわちレジリアンスを引き出し、 はじめて効果を発揮するといっても過言ではありません(加藤 敏・八木剛平編著『レジリアンス 精神医学の新しいパラダイム』金原出版、2009、 加藤 敏編著『レジリアンス、文化、創造』金原出版、2012)。

4 薬物療法とならび支持的精神療法をはじめとした心理・社会療法の重視

人間は、遺伝子や神経伝達物質などに代表される生物学的な身体で形成されるだけでなく、 この世に誕生して言葉を学び自己を形成していきます。つまり、人間存在は、生物学的な次元に 言語・社会的な次元が重畳する複合体とみることができます。大づかみに言うなら、 精神疾患は「遺伝子―言語複合体」の失調とみることができます。

したがって、治療は@生物学的次元に働きかける薬物療法に加えA心理・社会的次元に働きかける広義の精神療法、 リハビリテーションが要請されます。この問題意識から、患者さんとの面接のなかでなされる支持的精神療法を大事にしたいと思います (加藤 敏著『精神病理・精神療法の展開 二重らせんから三重らせんへ』中山書店、2015)。

5 多職種の医療スタッフによる連携医療の推進

人間にとり安心できる住まいを持つこと、また他人とともに形作られる一定の共同体に組み込まれ、 自分の場をもつことは、精神の安定を保持し、生きがいをもった毎日を過ごすうえで欠かせません。
患者さんの生活の質を向上させる上で、医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士、臨床心理士などによる多職種連携医療は大変有効です。





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